
2026年7月31日

少し厳しいことを書きます。
でも、30年間この業界で家づくりに携わってきたからこそ伝えたい話です。
家づくりは何千万円という大きな買い物です。
それなのに、ほとんど勉強しないまま住宅展示場へ行き、その場の雰囲気や営業トークだけで進めてしまう人が少なくありません。
そして完成後に、
「聞いてなかった。」
「思っていたのと違う。」
「こんなはずじゃなかった。」
と言ってしまう。
もちろん施工不良や欠陥住宅は論外です。
それは住宅会社の責任です。
でも、それ以外の後悔まで全部住宅会社の責任にするのは違うと思っています。
担当営業と合わない。
設計士と話が噛み合わない。
だったら遠慮せず担当を替えてもらえばいい。
何千万円も払うお客様なんです。
担当を替えてほしいと言う権利はあります。
標準仕様についても同じです。
「標準だったのにオプションになった。」
そんな話を耳にすることがあります。
でも住宅業界は、建材や設備の価格が常に変わっています。
標準仕様が変更されること自体は珍しいことではありません。
だから契約前に、
「標準仕様が変更になる場合は必ず教えてください。」
この一言を伝えておくだけでも違います。
心配なら打ち合わせ内容をメモしたり、了承を得たうえで記録を残したりすることも、自分たちを守る方法の一つです。
どんな住宅会社にも、完璧な人はいません。
高級住宅メーカーだから絶対安心。
地元工務店だから絶対安心。
そんなことはありません。
大切なのは会社名ではなく、自分たちが正しい情報を集め、納得して判断することです。
住宅会社任せでは、理想の家づくりはできません。
昔からよく言われます。
「家は3回建てないと100%満足できる家にはならない。」
私は、この言葉を少しでも覆したい。
だからこそ、お客様にも知識を持ってほしい。
住宅会社任せではなく、一緒に良い家をつくる。
それが、後悔しない家づくりへの一番の近道だと思っています。